個人再生する際の注意点【見ないとあとで後悔する】

債務整理

個人再生のデメリットを知りたい人

任意整理や自己破産はなんとなく理解できるけど個人再生がいまいちよくわからないんだよね。
個人再生をする際の注意点について具体的にわかりやすく教えてください。

という疑問に答えます。

裁判所への申し立てが必要

裁判所への申し立てが必要で、必要書類も多くなる。
配偶者名義の口座から光熱費などを引き落としている場合、配偶者の通帳のコピーが必要になる。
本人のものに加え、配偶者の給与明細書や源泉徴収票のコピーも必要になる。
これらの書類を用意する際、内緒で持ち出せれば問題ないがそうでないと債務整理をしようとしていることがバレてしまうケースがある。

平日に裁判所に行く必要がある

申し立ての手続きや面談などで裁判所に行く必要があり、平日の昼間に行かないといけない。
会社を休んでどこに行っているのか不審に思われる。

平日休みの会社にお勤めの場合や営業職などで裁判所に行く時間をつくれるなら問題ありません。

家族に知られる可能性あり

任意整理に比べて家族に知られてしまう可能性が高い。
ただし家族に内緒にしてくれと弁護士に言えば出来る限りの配慮をしてくれるからなんとかなる場合がほとんどです。

とはいえ知られてしまうこともあるのでその時の対処法を考えておく必要があります。
ですから借金と収入の状況によっては任意整理が困難なことがあります。
その時は無理せず自己破産や個人再生を検討しましょう。

住宅が維持できない場合がある

住宅に担保権がついている場合など。

車が場合によっては引き上げられる

個人再生の場合ローン支払い中の自動車については引き上げられてしまいます。
ただしローンが終わっていれば時価が20万円を超える自動車でも手元に残せます。

ですからローンが終わっていれば車を手放さなくて済むから結婚していても家族にばれないで済みます。

弁済額が上がる事がある

個人再生は、最低弁済額または財産の精算総額のうちどちらか多い方の金額を弁済しなければならない規定がある。
最低返済額は100万円であったとしても時価200万円の高級車を持っていた場合200万円を分割して返していくことになる。

官報に掲載される

個人再生をすると開始決定と認可決定の際官報に掲載されます。
決定後官報に掲載されるまでの期間は大体二週間です。

基本官報に乗っても周囲に知られることはほとんどないが必ずしもばれないとは言えない。
市内の飲食店や理髪店においてある地方ビジネス情報誌がその月にでた官報の個人再生開始決定の情報を載せていることがあるからです。

裁判所から通知が届く

裁判所からの通知が書面で届きます。

基本的に裁判所からの通知は弁護士事務所に送られてくるが、まれに申立人に直接送付する事務所があるので注意が必要です。

なお申立人である個人再生をする本人の住所を管轄する地方裁判所で手続きを行う必要があるため、裁判所を選ぶことはできない。

申立人に直接書類を送付する裁判所で手続きをする場合は、弁護士にいつ頃どのような書類が届くのかを聞いておき、その期間は有給をとるなどして毎日郵便受けをチェックするようにする必要がある。

この休みの理由も考えておく必要がある。

 

個人再生が認められないことがある

今まで全く取引がないのに50万とか100万とか借りて一度も返さずすぐに個人再生の手続きをした場合など。

保証人に影響が出る

個人再生は借入先を選べないため全ての業者を対象にする必要がある。

よって保証人つきの借金がある場合は保証人に迷惑がかかる。

罰金や税金などは減額できない

罰金や税金、社会保険料、養育費などは減額できない。

個人再生は費用が高額である

個人再生は魅力的だけど費用が高額で払えないんだよねという方が多いと思います。

そういう場合は分割払いや後払いできる事務所を探したり、今お使いの消費者金融のカードやクレジットカードのキャッシングで借りてしまってください。

勿論借りる枠がある場合です。

新規にカードを作って借りるのはダメですけど今まで借りたり返したりを繰り返してきたカードなら特に問題ないと言えます。
ですがこのことは勿論弁護士や司法書士に口外してはなりません。
新規にカードを作り一度も返済をしていないと個人再生自体が出来なくなってしまうからです。

5万でも10万でも貯金があるなら個人再生の費用にとっておき、足りない分を借りるようにしましょう。

間違ってもこれからお金を借りられなくなるから多めに借りておこうとは思わないでください。

個人再生の注意点まとめ

個人再生のデメリットについてまとめてみましたが細心の注意をはらえば家族や会社にもばれないことばかりでホッとした方も多いのではないでしょうか?

個人再生はマイホームを残せるのが一番のメリットです。
地方にお住まいの方などは特に家は大事ですよね。家を失うなら諦めるという方も多いはず。

さらに住宅ローン以外の借金が大幅に減額されて3年間で分割できるわけですからかなりお得とも言えます。
資格制限にひっかからないから普通のサラリーマンなら何の問題もないし自己破産と違いギャンブルや夜遊び、ショッピングなどの過度の浪費もOKなんです。

ギャンブルや夜遊びなどで借金があるなんてわかったら離婚されかねないですから、当てはまったら早急に行動したほうがいいです。

仕事で車を使用する方も、車もローンが終わってれば20万を時価超える車も残せるから心配いらないし、時価20万を超える財産があっても問題ないんです。

以上のメリットと兼ね備え個人再生を検討してはいかがでしょうか?

 

 

 

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