任意整理を家族にバレない方法10選

債務整理

任意整理を家族にバレないでしたい人

任意整理を家族にバレないでするにはどのような事に気を付けたらいいか具体的に教えてください。

 

という疑問に答えます。

任意整理を家族にバレない方法10選

裁判所を通す自己破産や民事再生などの場合には、同居人の収入資料や通帳などが必要なことが多く家族にばれないように行うことは困難です。

ですが任意整理の場合には、弁護士や司法書士が債権者と個別に交渉をするので、細心の注意をはらえば家族にばれずに行うことも可能です。


ここでは任意整理を家族にバレない方法10選を解説していきます。

これを注意すればほぼ家族にばれることはないはずです。

 

弁護士や司法書士からの郵便物に注意

弁護士や司法書士からの郵便物は自宅ではなく、郵便局留めにしてもらいましょう。
郵便局がない場合は、ヤマトさんや佐川さんの営業所留めにできます。

事務所からは個人名で社名なしの封筒で送りますと言われる場合がありますがこれは危険です。
聞いたことのない個人名の郵便物など怪しいです。
開封される可能性が高いので注意が必要です。

全部事務所渡しが安全であると言えます。

あと時間指定も当てになりません。

何時から何時の間にと指定しても配達員の都合で早く配達されてしまったりします。
配達員は、何時から何時の間でないといないんだなと判断して配達します。
ですから居るなら早く配達したいのです。
何時から何時の配達でないと困るとは考えていません。

郵便物全部事務所渡しが安全であると言えます。
電話もできるだけ夜はしないようにしましょう。

また弁護士や司法書士費用を滞納するのは厳禁です。
弁護士や司法書士費用の支払いを滞納して、連絡をしないと自宅に郵便物が届く可能性があるからです。

事情によっては多少の遅れは問題ないと思うので遅れそうな時は必ず連絡を入れましょう。

任意整理の手続を自分で行うのはNG

任意整理の手続は、自分で行うことも可能です。

しかし、金融のプロであるカード会社を相手取って、一般人が対等に交渉するのは不可能に近いでしょう。
相手にする必要なしと考えているはずです。
そのため、まともに相手をしてくれないだけでなく、場合によっては交渉に全く応じてもらえず任意整理の手続が進まない可能性も十分に考えられます。

また、カード会社との交渉窓口はあなた自身になるため、当然カード会社からの電話や郵便物がすべてあなたの自宅に届きます。

よって、家族に内緒にすることなど不可能です。
したがって、任意整理の手続は、弁護士や司法書士にお願いするのが賢明といえます。

おすすめの弁護士や司法書士については、債務整理経験者の私がおすすめする事務所3社【全社相談0円】にて解説しています。

普段使いの銀行凍結に注意

普段使用している銀行を任意整理の対象にすると、代位弁済が完了するまで銀行が凍結されて下ろせなくなります。
そのため代理人カードを家族が所有している場合は注意が必要です。

銀行は債務者の口座を凍結します。
債権者である銀行は、少しでも債権を回収するために凍結した口座の預貯金と債務を相殺することが可能だからです。

相殺後も債務が残る場合は、銀行は残債を保証会社に請求します。
保証会社は債務者に代わって返済を行います。
これを代位弁済といいます。


具体例 三菱UFJ銀行のカードローンを任意整理した→保証会社であるアコムが代わりに返済する。
ですから普段使用している銀行のカードローンなどを任意整理する場合は、預貯金を全額下ろしておく必要があります。

お給料の振込口座と、公共料金の支払い口座も変更しましょう。
多額の現金が入金されている場合を除けばお給料の振込口座を変更したからと言えば、特には怪しまれないと思います。

家族がクレジットカードを作ろうとしたら作れない

家族がクレジットカードを作ろうとしたら作れなかった。
これは結構ありがちな為注意が必要です。

例えば奥さんが旦那さんに断りもせずに勝手にクレジットカードを作ろうとしたら審査に通らなかった。
このクレジットカードは審査緩いって有名だし。

主婦が作りたがるクレジットカードは比較的審査の緩いカードが多いです。
おかしい、そんなに借金しているのかしら?と疑心暗鬼になり問いただされ発覚というケース。

家族カードの更新時

家族カードの更新時に更新カードが送られてこないのはおかしいです。
事前に解約するからと伝えても、年会費の高いカードならともかくとして年会費無料や1000円ちょいの年会費のカードをわざわざ解約するのは余程のことでない限りしません。

返済が遅れる

任意整理の費用を分割で支払う場合に支払いが遅れる場合は必ず事務所に連絡をしましょう。
連絡がつかないと書面にて連絡がいく場合があります。

また 任意整理の手続き後支払いが始まってから返済が遅れると、当たり前ですが事務所から電話やメールが来ます。
その時点で遅れる理由をきちんと述べ対応すれば問題ない場合がほとんどですが、無視すると自宅に郵便物が届く可能性があります。

いくら自宅に郵便物を送らないでくれと言っても、支払いがされない、連絡がつかない場合は仕方ないと言えます。
基本的に2ヶ月延滞すると全額返済の義務が発生するため、事務所への連絡はきちんとしましょう。


病気や失業の場合は支払い期限を伸ばしてもらえる場合もあるそうなので、支払いが出来ない理由をきちんと言いましょう。
万が一携帯が料金未払いでストップしてもネカフェからでもメールはできますよね。

奨学金など親や親戚が保証人になっている借金

奨学金など親や親戚が保証人になっている借金を任意整理するとバレてしまいます。

任意整理の手続きをして弁護士や司法書士から任意整理の受任通知が届くと保証人がいる場合には、通常債権者は保証人に請求するからです。
保証人はあなたの代わりに契約通りの返済をする必要が生じます。
そうなった場合債権者は契約通りの返済をする必要のある保証人に請求します。

そのため、保証人などが付いている場合には、細心の注意が必要になります。
任意整理をする場合は、奨学金は任意整理の対象から外して自力で返済しましょう。

他の借金を任意整理しても奨学金は任意整理の対象から外して自力で返済すれば保証人にはバレません。

スマホの履歴でバレる

スマホの履歴を家族に見られるのは危険です。
事務所からの電話を電話帳に事務所名で登録するとスマホを家族が見た時、弁護士事務所から着信があったら何かあったのかしらと勘ぐられてしまいます。

ですからスマホに事務所を電話帳登録する際は個人名で登録しましょう。
フルネームで登録する場合は、男性は男性の名前で女性は女性の名前で登録すれば完璧です。

業者への振込明細書や通帳を見られる

業者への振込明細書を財布などに入れておいて落としたり、財布の中身を家族が見て発覚する事があります。
お札を取ろうとする時などについ落としてしまうことが多いです。

一社だけでしたらきちんと管理すれば問題ないですが、3社とか複数の場合毎月毎月管理するのは厳しいと言えます。

あと意外な落とし穴が通帳です。
業者への支払いは事務所にしてもらっても、事務所へ毎月決まった額を振り込むわけです。
振込は携帯からネットバンクを利用して振り込んだとして明細書ないから大丈夫などと安心してはなりません。
問題は通帳で、通帳を記帳すると毎月の事務所への支払いがバレてしまいます。
振込先は個人名の事がほとんどなため、毎月毎月個人に振込をしているのがわかったら怪まれます。
奥さんが見たら女性に送金?と勘繰られても仕方ないです。
ですから私は、任意整理中は通帳は会社のロッカーに保管していました。

そこで対処法としては業者への毎月の支払いを事務所にお任せしてしまう事です。
ほとんどの事務所が一社につき1000円程度で振り込んでくれます。

複数あると結構な金額になりますが家族にバレないので安心です。
安心をお金で買う感じです。

引越しやローンを組まない

引越しやローンを組もうとすると審査会社が信用情報機関を閲覧するため、審査に通らず任意整理がバレてしまいます。

任意整理するとしばらくはローンを組むことは難しくなりますので、ローンの話が出たときは、うまく話をごまかす必要があります。

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